--- 天 声 燐 語 ---

[芸術:思想:経済:妄想:暴走]
音楽系人間のわりに、為替・経済、人間精神思想などの記事も多くてワケ解らんブログですが(笑)、
とりあえず、私、本当のメインは当然、音楽・芸術なので、そこらへん、よろしくお願いします(謎笑)。
ブログ管理人が幸せになれるまであと 日。
前の記事の続き


それは、まさに「心」による「価値の調整、金融政策、消費対策、改革」である。

例えば、値段の事を抜きにした和牛スライスの価値を考えてみよう。
そうなると何で価値が決まるかといえば、

「その食品の自分的高級度」である(笑)。
それは何で決まるか?
他の別の美味しい食品たちとの価格差や好みなども当然あるが、
まず、食生活のスタイルである。

一週間の食事メニューのおかずの目玉が、

月曜:ハンバーグとか
火曜:鶏肉とか
水曜:マグロ中トロとか
木曜:カレーライス
金曜:社員同士で飲み会でバカ騒ぎとか
土曜:スパゲティ
日曜:焼肉!!

というような、
「勝手にメタボリックになりやがれこの金持ちヤローが!!(笑)」
みたいな場合(笑)、
焼肉に対する熱い想いはあまりないだろう(笑)。むしろ毎日が熱いか(笑)。

一方、

月曜:ごはん、味噌汁、魚
火曜:カップラーメン
水曜:ごはん、味噌汁
木曜:カップ焼きそば
金曜:ゆでたまご三個
土曜:ガムとコーヒーと煙草
日曜:焼肉!!

という、日雇い派遣か何か知らんが週末になるにつれてどんどん何か追い込まれていってそうな今にも死にそうな1人暮らしのようなメニューの場合(笑)、日曜日の焼肉はもはや神の領域です(笑)。

このように、同じ「焼肉」の価値も、相対的な感覚で変化します。

これはかなり重要です。
自分で「より少ないコストで自分なりの最高の幸せの手に入れる方法を調整する」のである。
昔の人は多分これを無意識にやっていたと思う。
今はモノに溢れているし若者はその感覚が当たり前になっていて、
それゆえ、価値観があまりにも狂っているのである。
狂っているのは経済ではなく庶民の価値観・心のゆとり、豊かさである。
 価値観が経済を改善させるしか今後の日本を改善できないとすら思える。

企業はバカみたいな競争はやめて(特にそれを「価格」でやるのはもう終わりにするべき)、
正しい価格、ちゃんと儲けが出る価格で売る、要するに低い価格で客を寄せるよりモノの確実な価値をいかにしてより吊り上げ、逆の方向での限界価格でモノを提供する術をもう一度身につけなければならないはずだし、価値を最大限に吊り上げる事が商売の基本ではないのか。または、それを買えないような消費者であれば、それはそれで「ぜいたく品」として認知し、
たま〜に日曜に家族そろって食べる高級な焼肉が最高なんだよな、というような失われかけてた「幸せ」を取り戻すべきである。価格を吊り上げる事は罪ではない、むしろ、
「安売り大魔王」の世の中では得れない新しい人間関係や人生観から新しい絆や笑顔が生まれるだろう。

「ゆとりも豊かさも、賃金が安いから無理なんだよ、時間もないんだよ!」というのは解る。
しかし本当にそうだろうか?
確かに土地代などは相当庶民の経済を圧迫させる原因となっていると思うが、
モノや食については、心の持ち方で実はゆとりを持てるのではないだろうか、また、それは企業の質や人件費をも改善できると思うわけである。



今日では、どこかお店に行ったら(実店舗であれネットであれ)、
棚がスッカラカンになっているという事がほとんどない。
これは当たり前なようで相当凄まじい事である。
 当然過当競争の結果だが、
とにかく、
「より安く、より豊富な品揃えで、そしてそれを24時間体制で」
それを、、、、
ドイツもコイツもやってるわけである。
これが無駄だ。

それが、庶民が「足るを知る」という心が持てない愚か人間になっていった最大の原因だ。

店に行って売り切れになっていたら、昔は店に行ったらシャッターが閉まってたなんてことも普通にあっただろう(笑)。
 今ではまずほとんどそのような事はないと思うが、
そういう事があったらあったで、それはそれでまた人間の人生の楽しみの一つであったというか、
「あーあ、売り切れかぁ…残念だな。ま、また今後にしよう」
そうやって、次に日を改めて来てやっと買えた時の喜びは、
今の時代ではなかなか味わえない「幸せ」であり「価値」である。

豊かであることが豊かであるとは限らない、むしろ、豊かさは乏しさから生まれる場合もあり、そうやって生まれた豊かさは何よりも価値があり、そして「人間らしい」といえる。


 24時間体制で最高の品揃え&低価格の他の理由としては、
収益チャンスを少しでも増やすという事だろう。
しかし、それによるコストもバカにならない。
時間経過で価値を失う食品などはなおさらだ。

自分がもし、牛や魚の立場だったとしてだ。
命を刈られてまで店に並んだ魚や牛の肉、
それを、サービスだとかいって常に品揃え万全にするために、
計算はしているとはいえやはり無駄な在庫を生むような発注をし、
命を刈られた魚や牛は、それが誰のエネルギーにせめて変換されることなく、誰かが美味しいと笑顔で食べてくれる事もなくゴミ箱にいく。
 魚や牛からすれば冗談じゃない、と思わないだろうか?

地球を我が物顔にする人間はそろそろいい加減に何かに気付いたほうがいい。中国産冷凍餃子に毒が入っていて、それが中国に問題があるのか誰かのテロなのか知らんが、それで誰が悪いんだとか、JTフーズがどうとか、そういうのはどうでもいいのだ。
 嫌なら食べなきゃいいんですよ、そもそも餃子があろうがなかろうが、冷凍食品があろうがなかろうが人間は生きていける。
 何かが起こった時に湧き出てくる心の状態そのものが完全に麻痺してるんですね。贅沢すぎる現代、そしてそれを贅沢だと気付いていない庶民。こういう事件は何かの警告だと思えばいいのでは。

次の記事に続く…


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